2011.3.11を忘れない（3）

前回に引き続き、東日本大震災発生時の当社の対応をお伝えいたします。

店頭販売を通じ、「地域に根差し、皆さまに一番近い立場で、命を預かる仕事が出来た」と非常に強く感じた瞬間でした。そして我々マックスバリュ関東の従業員は、地域の重大事に迅速に行動出来る組織であることを誇りに思いました。１２日の店頭販売は１８時まで、翌日から２日間店頭販売を続け、震災より４日後から店内営業が再開されました。震災翌日の午後から販売が出来たのは、マックスバリュ常陸太田店だけであったと思います。これはいわゆる”マックスバリュプライド”であったと思います。
 

それから10年間、当社を含めたイオングループ一同は、「イオンこころをつなぐプロジェクト」として震災後の様々な復興活動を行いました。現地での支援活動やイオングループ従業員間で行われた「心をつなぐ　お買いもの（現地で生産されている美味しい海産物や農産物などをみんなで購入する支援活動）」などでございます。また、当社は新入社員研修において、福島県の南相馬市での桜の植樹や復興支援活動を行っております。このような取り組みをすることにより、地域に貢献するとともに、我々自身も成長させていただいていることを実感しております。このようなこともご認識していただければ嬉しく思います。真の復興には未だ時間が掛かると思いますが、継続して取り組んでいきたいと思います。皆の「こころがつながること」を祈って。

今回はこれにて終了いたします。それでは、また。