“呪術廻戦”

“呪術廻戦”

こんにちは。松坂です。
本日はお仕事とあまり関係の無い話かもしれません。雑記ブログ的な内容で申し訳ありませんが、何となくお伝えしたくなりました。少しだけお付き合いください。

私は高校三年生の男子を持つ自称“55歳 育メンの父”です。店長や本社マネージャーという職務を長くやらせていただいておりますが、ある理由から息子の出産の立ち合いから幼稚園・小学校・中学校の入卒業(園)式や運動会など、子供の行事は妻とともに全て参加してきました(残念ながら高校の入学式は父兄1名のみの参加ということでしたので、お腹を痛めて産んでくれた嫁に“参加権”を譲りました笑)。

私自身が幼少期から子供好きであったことも要因かもしれませんが、いくつになっても我が子が可愛くて仕方ありません。完全なる“親バカ”ですね。そんな我が子にいつもお願いしていることがあります。それは「いま高校生で話題になっているものは何でも教えて欲しい」ということです。

ある日帰宅すると、床に漫画本が山積みになっていることに気が付きました。「“呪術廻戦”というマンガが流行っているから、期末テストが終わったので“大人買い(1巻から15巻まで)”してきた」というのです。自分のお小遣いで買ったということなので、「よっぽど面白いのかな」と気になりました。私も幼いころからのマンガ好きで、昔の自宅には500冊程度のマンガがあったと思います(タッチのあだち充さん、ドカベンやあぶさんの水島新司さん、ドラゴンボールや鳥山明さんなどは何度も何度も読み返しました)。何気なく1巻を読んでみると、その面白さがすぐに分かりました。一言で表現すると「類まれなる能力を持つ高校生たちが、人間の負の感情から生まれた呪いに立ち向かっていく」というお話です。瞬時に心を鷲掴みされましたが、困ったことがありました。ストーリーの展開が早すぎて話についていけないこと、そして特別なスペックを持つ登場人物が多すぎて、その人物の樹形図が把握できないという2点です。「これは少し困ったな」と何度も読み返している為、未だに2巻の途中までしか読み進めることができません(困・笑)。私が高校生のころに呼んでいたマンガは思い返せばゆっくり・ほっこりしたドラマ仕立てが多かったと感じます。

同じような現象はマンガだけではありません。様々なアーティストがヒット曲を生み出しますが、そのほとんどはテンポが速くて歌詞の文字数が多い。歌唱力だけでは無く、ダンスも上手く、話しもお笑い芸人さんなみに面白い。又、チームで構成されているため、メンバー一人ひとりにファンが付くから、火が付くと一気に大人気になる。お笑い芸人さんも高学歴で知識欲が高く、リズム感が良いと同時に笑いに複数の伏線を絡めている。収入源もテレビだけではなく、外回り営業ができないとなればYouTubeで多大なる広告収入を得るなど、時代を先取りしないと誰かに総取りされてしまうかのようです。“呪術廻戦”同様、一筋縄では生きていけない世の中になってきたと感じます。

視点を私が勤めているスーパーマーケット業界に目を向けてみるとどうだろう?と疑問に感じます。多少の変化はあるにせよ、前述の“世界”と比べると大きな変化には至っていないと感じます。今後10年間、大きな潮流が起きなければならないと感じます。守らなければならないものは、「人々の命と健康を守る為、鮮度と美味しさ、安心・安全にこだわった食品を提供する」こと。それ以外は大きく変化させても全く問題ありません。「もしかしたら芥見下々氏が教えてくれるかもしれない」「いま就活をしている学生の皆さまの中からスーパーマーケット業界を大きく変える方が現れる」ということを期待している自分がいます。

アメリカで生まれたスーパーマーケットは日本では総合スーパーマーケットとして繁栄し、現在は専門化された店舗・会社が収益を大きく向上させております。今後の商売の有り方はどうなっていくのか?先のことは分かりませんが、就活している若い皆さまの改革のエネルギーとイノベーションに期待したいと思っております。又、私は、会社説明会の参加されている皆さまを「我が子」という思いで、全て本音でお伝えしているつもりです。不審なことや疑問などは遠慮なく質問してくれたら嬉しいです。皆さまの説明会・選考への参加を心待ちにし、面接でお話できる機会を楽しみにしております。
それでは、失礼いたします。

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